ともだちのなまえ教育画劇
小さな島にすむひとりぼっちのイグアナ。
ある日、傷ついたカモメが空からおちてきて、ふたりは出会います。
心やさしいカモメは、イグアナにいろんな質問をして、イグアナ自身も気づいていない孤独やさびしさを理解します。
そしてイグアナによりそい、春の歌をうたい、遠い国の話をしてくれるのでした。
しかし、とうとうカモメが旅立つときが。別れの日、イグアナの胸におしよせた思いとは……。
この絵本は本当に新しい試みで、登場する子たちを彫刻でシーンごとに表情やポーズを変えて彫り、背景の絵も描き、それをアナログに背景の上に彫刻を置いて自然に撮影してできた絵本。
内田麟太郎さんの澄み切った世界の愛を、彫刻に正確を与えて生かしてみようと試みた見たことのない絵本です。
筆者 :内田麟太郎(著)、はしもと みお(彫刻)
価格 :1,540円(税込)
ページ数:33 P
サイズ :20.7 x 21 x 0.8 cm
発行年 :2023 年 11 月
発行元 :教育画劇